新年明けましておめでとうございます!ネジ2号です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

2号以外も度々ご紹介している青蓮院 青龍殿。設計で特に苦労した点について実施設計を行ったM's(エムズ)構造設計さんに伺ったところ次のように話されていました。なるほど‥という感じです(汗)

・約12mの片持ちを杉の無垢材で成立させた点
・屋外のため雨による含水率の影響を考慮して計算した点
・とにかく大きいトラスのため接合部設計が難しかった

さて、まずは舞台を支えている方杖トラスの雰囲気をお伝えします!
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RCの柱(基礎)から片持ちです
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違う角度から。下から見た水平トラスです

次はいよいよビスの出番です!まずは特注金物の木への締結から。
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次は梁です。特別大きくはない木と木を重ね梁や合せ梁のイメージで締結していきます。ビスとしては新しい使い方かもしれません。
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下端のたくさんの小さな穴が施工箇所です
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こちらは側面に穴がたくさん見えます。合せ梁のようです

ここで使われたビス「パネリード]」は8mm径と10mm径と太さもあり、長さも110mmから320mmととても大きいサイズです。普段からビスを使う方でしたらきっと驚かれるのではないでしょうか^^;

ですがこのサイズ感、実は欧米では一般的なのだとか。もしかしたら日本でもこれから増えていくのかもしれません。最近注目のCLTの接合あたりにも面白いかもしれませんね。

日本では今までほとんど使われていないですし色々な課題も出てくるかもしれないですが、建築の可能性を広げられるかもしれないと思うとチャレンジのしがいが有ります。なによりワクワクします(^○^)

それでは今年が皆さんにとって良い1年になりますように!

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2015/01/07 20:44  カテゴリー:木造非住宅、採用物件など  
こんにちは!ネジータです!!
 以前、東日本大震災によって被災した東北地域の復興支援を一環とする、『カナダ−東北復興プロジェクト』第1弾、宮城県名取市閖上の「ゆりあげ港朝市」をご紹介しましたが、続いて今回はその第4弾となる、福島県いわき市に建設中の障害児者支援センター「エリコ」の見学に行ってきました。
 来年の1月完成予定のこの施設は、木造平屋建て、延床面積が438uの在来工法によって建てられます。
 構造材にはJAS認定取得のカナダツガ(150角)をはじめ、SPF材、OSB合板、ウエスタンレッドシダー材やメープル等の木材が使用され、木造建築ならではの温もりのある空間が感じられるとのこと。

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カナダ産の木材をふんだんに使用。

 当社のビスも使用されています!
 150角のカナダツガを抱き合わせた柱-柱の接合と、同材を重ね梁とした際の接合に7mm径パネリードDP(L=230)が、また、つなぎ梁の接合として10mm径パネリードX(L=290)が、それぞれ活躍しています!

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 ちなみにこの新しく建設される障害児者支援施設の名称の由来ですが、旧約聖書に記される“約束の地”にある難攻不落の町“エリコ”にちなみ、東日本大震災の復興のシンボルになるようにという思いが込められており、津波や福島第一原子力発電所の事故により避難生活を余儀なくされている障害児者とその家族を受け入れ、交流の場とすることを目的にしているとか。

 避難生活をされている方々にとって、心安らぐ空間となることを祈ります。

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2014/12/15 17:23  カテゴリー:木造非住宅、採用物件など  
こんにちは!ネジ男爵です。
今回は青蓮院の紹介です。
京都の青蓮院、東山山頂の境内に木造大舞台が作られました。
その広さは清水寺の「清水の舞台」の約5倍にもなり、そのスケール感には圧倒されるばかりです。

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舞台の建設に当たっては、
・多くの良質な木材をどうやって集めるのか?
・歴史を受け継ぐに足る建築物となっているのか?
・現代のニーズに合っているのか?
といった数々の難しい課題を乗り越えてきたそうです。

木材同士の接合には、古くからの技術に現代の接合技術を組み合わせた、新しい接合方法も用いられています。
写真は、構造部分の模型と、入手困難な大きな断面の木材の代わりにビスで木材を繋ぎ合わせて大きな断面を作った部分です。

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限られた木材資源を有効に使い、木組みの美しさを生かし、安心して使用し続けられる建築物となるために接合部も進化しています。

舞台に上ると絶景に目を奪われ、舞台を支える美しい構造体の存在を忘れてしまいそうになります。
ですが舞台の下には、ちょっとした感動が、いつでもひっそりと佇んでいるのです。

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この舞台の接合に使用されている
パネリードX の製品情報はこちらから
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ネジ男爵

2014/12/12 10:46  カテゴリー:木造非住宅、採用物件など  
こんにちは!ネジリーナです。
今回ご紹介する物件は、間伐材やあまり良質ではないスギ材を積極的に活用し、そういった木材でも十分強い家が建てられることを証明しようとしたものです。
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平角材をパネリードU⁺でつなぎ合わせ、たくさんの面材を作りました。これを壁として使用します。
壁倍率は4倍相当とのこと!
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壁と土台、梁と柱などにはパネリードXが使用されています。
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木材を組み上げることでできる面材を、構造材として使用するマッシヴホルツ構法は、コンクリートや鉄骨の代替としての役割が期待されています。
中でも今回のように既存の規格製材をたくさん利用する取り組みは、地場の木材を利用しやすくなるので、注目したていきたいですね!

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2014/12/09 12:09  カテゴリー:木造住宅、採用物件など  
こんにちは!ネジ2号です。

今回はネジリーナさんのブログにもあった「青蓮院 青龍殿」をご紹介します。いろいろなメディアで取り上げられているのでご存知の方も多いかもしれませんね。

注目は北側に張り出している舞台なのですが、大きさがあの清水寺のなんと5倍!1050uもの大きさになります。それをしっかりと支えているのが杉無垢材でできた架構です。

RCの柱から片持ちで張り出している部分は方杖トラス構造です。片側に13.5m出ているので合せて27mもの床を支える事になりますね。(別の構造で構成されている床もあります)

このRCの柱が11本並んでいて合せて690uもの床を支えているのです。実施設計を行ったM's設計さんによるとこの方杖トラスだけで110㎥もの木材を使っているのだとか。圧巻です。

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まん中あたりに小さく見える平なところが舞台ですが‥
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近くまで行くととにかく大きい!!
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舞台を支えるトラス架構。RCの柱から張り出しています
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角度を変えてみました。柱の反対側にも同じように張り出しています

使われた木材はすべて杉の無垢材で、長さも基本的には6mの規格材とのこと。これを一般的に流通している金物やビスで接合しています。 

‥そうなんです。構造部分に金物だけでなく「ビス」も使われているんです。今回は建築物のディテールの一部をご紹介しましたが、次回はビスがどのように使われているのかご紹介しますね。どうぞお楽しみに!

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2014/12/05 20:48  カテゴリー:木造非住宅、採用物件など  
こんにちは!ネジリーナです。
9月のブログで簡単にご紹介しましたが、京都東山区の青蓮院青龍殿の舞台建設にパネリードXが使用されました。
先日、その舞台に立ってみました。

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青龍殿の横から舞台が見えてくると、皆その広さに驚き、「わ〜!」と歓声が上がります。
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景色が良いのももちろん、広い舞台の上はとても気持ちがいいです。
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振り返ると美しい青龍殿の姿。
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中央に突き出た新築部分が、国宝「青不動明王」の安置場所です。

只今、「青不動明王」御開帳のため、青蓮院からシャトルバスが運行しています。
青蓮院からは離れておりますので、この機会にお参りされてはいかがでしょうか?



舞台下のパネリードXについては、後日お伝えする予定です。
お楽しみに。
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2014/11/25 20:05  カテゴリー:木造非住宅、採用物件など  
こんにちは!ネジリーナです。
めっきり寒くなってきましたが、今回は熱いハートの学生さんたちの話題。
昭和女子大学で催された秋桜祭の様子をお伝えします。

生活科学部環境デザイン学科建築コースの学生さんたちの「空間を積む」というテーマの力作をご覧ください!
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作品一つで街を作るようにイメージしたそうです。
30o角のマツ材で立方体を作って組み合わせ、点で立たせてあります。
人がくぐれる大きさです。
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陽が差し込むと影がまた別の顔を見せてくれます。

最初は市販のビスを使って角材に打ち込んでいたら、何度もひびが入って割れてしまい、なかなか作業が進まなかったそうです。
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そこで、研究室の先生が過去にお使いいただいた「パネリード」の採用に至ったわけなんです。
パネリードで施工したところ、全くひびが入らず、しっかり固定できて、作業がスムーズに進んだそうです。
「パネリードなしではここまで大きな作品は作れていなかった」と、感動的なお言葉を頂戴しました!
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こんなに細い材に6o径のパネリードがキレイに入っていますね!

ライトアップ!
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壁に影が映って幻想的!
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まるで宇宙都市のようです。

学生さんたちに喜んでいただき、素敵な作品を拝見できて、わたしたちもとってもいい気持ちになりました

今後のみなさんのご活躍をお祈りいたしますexclamation×2
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2014/11/18 16:35  カテゴリー:その他  
こんにちは!
先月オープンした 道の駅あいづ に行ってきました。
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国道49号線沿い、福島県会津坂下町と湯川村の境界付近です。
「道の駅」としての施設のほか、地域交流や防災拠点、親水エリアなどで構成されています。
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外の庇の下です。
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大きな庇をまるで樹木の枝のような柱が支えています。
積雪の多い地域なので、この大きな庇は「雁木(がんぎ)」をイメージしているらしいです。

建物の内側です。
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中も樹木のような柱で、全体をやさしい雰囲気にしてくれています。
これだけの大きな建物ですが、特別な材料ではなく、地場のスギが利用されています。

柱のあちこちにパネリードU⁺パネリードXが使用されています。
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近くを通ったらぜひ寄ってみてください。
運転の疲れもきっと和らぎますよ。

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2014/11/14 15:15  カテゴリー:木造非住宅、採用物件など  
こんにちは(`・∀・´) ネジータ です!
今年も盛り上がりました『2014年度 第17回木造耐力壁ジャパンカップ』。
初参加の昨年に引き続き、今回もチーム名[東日本パワーファスニング with KAMACHI]として出場して参りました!
そして耐力壁名が[螺旋力(らせんりょく)U]、今年もパネリードXなど、ビスをたくさん使用して強度部門の上位を目指しました。
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昨年出場した際、壁に使用したビス本数は284本でした(汗)
それに対し、今回の[螺旋力U]に使用したビス本数は137本!なんと半分以下となるように設計しました。
しかし、ビスの総重量比較をすると(前回)約6.5kg → (今回)約6.2kg という結果に・・・
一見不思議な感じがしますが、つまりビス1本あたりの平均重量が大きい→前回と比べ長く太いロングビスをメインに使用したことが理由です。
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今回の壁の特徴はまず、壁の材料となる木材はすべてヒノキに統一しました。
そして各接合部にビスを打ち込んでいくわけですが、その使用方法(目的)は主に2つ。
@柱と補強土台、補強土台と土台に対し、ロングビスを留め付け一体化させることにより、荷重が大きくなっても柱の引き抜けや土台の割裂を防ぎます。
A柱と間柱間にあるかい木(飼木)に対し、それぞれ柱や間柱から各種ビスを打つことにより、壁の変形に対するせん断抵抗力となります。
このように場所に応じてバランスよくビスを打つことにより高い耐力が出せる、という仕様の壁になります。

さて、このような耐力壁[螺旋力U]として大会本番に臨みましたが、肝心の結果は・・・・・・
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見事 トーナメント優勝 を果たせました!
今回の大会で1番高い耐力の壁ということになります。
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しかし、とても嬉しい結果であった反面、組立や解体にはだいぶ時間がかかりました゚(゚´Д`゚)゚
反省すべき課題として今回の[螺旋力U]にもまだまだ改善の余地があるように感じると同時に、次回の耐力壁ジャパンカップでは高強度だけでなく、施工に関する部分も十分に考慮した壁を作ってやるっ!
という意欲を掻き立てられた第17回大会となりました。

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2014/10/31 16:36  カテゴリー:製品、技術情報など  
こんにちは!ネジリーナです。

小平市鈴木保育園の建設で、長スパンのLVL SSP(ストレストスキンパネル)が初めて採用されました。
SSPとは、LVLを6面体に組み立てた構造用パネルで、大型建築物用に長スパンのパネル製作が可能です。

今回、SSPの組み立てにパネリードU⁺が、
SSPの固定にパネリードXが使用されました。

長さ10mのSSPが大型車両で次々運ばれてきます。
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↓ 釣り上げて・・・
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↓ はめ込む!
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この作業は実質1日で完了したそうです!!

SSPを置いた後、パネリードXで斜めに留め付けていきます。
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床が敷きつめられました。
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↓ 横から見てみました。
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↓ 下から・・・
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柱の無い大空間ができました!!

上の空間は、屋上公園のようなスペースにして、簡易プールも設置するそうです。
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子どもたちが駆け回る空間を木造で実現できるのはとても素晴らしいですね🎵

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2014/10/17 15:18  カテゴリー:木造非住宅、採用物件など